基本的にシステムトレードにはこれで終わりという物はありません。相場が変動し続ける限り
システムもそれに合わせてひたすら検証と分析をくりかえしながら調整する必要があります。
注意点としては、値動きの仕組みを考えぎると他が見えなくなります。
例えば、今日の相場の動きは3ヶ月前よりも3日前の相場の動きがの与える影響の方が強い
わけでして、こうした点を考えると確かに色々な要素が見えてきます。
しかし、色々と考えることとなり必然的に方向性が定まらなくなってしまいます。残念ながら、
検証と分析を繰り返し行ったからといって必ずしもシステムの精度は高まりません。
色々と考えることで投資の世界が広がることは確かでしょう。必ずしも良い方向に進むとは限り
ません。意外に思われるかもしれませんがシステムは人間の心理状態を色濃く反映します。
もし、投資に関して方向性が定まらないのならシステム自体の方向性が定まりません。
そうなると取引そのものが不透明になり、客観的にみれなくなります。そうすると、何が悪くて
このような状況にあるのかといったことが全く見えなくなってしまいます。
そうなれば人間ですから当然のことならが不安になります。次第に何から手をつけていいのか
分らなくなり、八方塞のような状態になってしまいます。
そして問題はさらに悪化します。そうならないためにも、検証や分析するさらいには何を取り組む
べきなのか必ず明確なテーマを与えてやり、それにしたがって行なうと良いでしょう。
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