残念ながら、依然として多くの投資家の方々が商品先物取引きに
対してあまり良いイメージをもっていません。
理由としては色々あると思いますが、レバレッジ効果が極めて高
いことから利益を生む場面では大きな利益を手にすることができ
ますが、反対に転べば大きな損失を生むことになります。
特に商品先物取引きの場合、取引きされているそれぞれの商品
の値動きが非常に大きいので注意しなければなりません。
穀物類はそうでもないですが、ガソリンや灯油などの場合はFX
取引きのように一日の値動きが小さい取引きに慣れている方は
驚かれるほど大きな値動きをします。
一方で、商品先物取引きとシステムトレードの相性は言われて
いるほど悪くはありません。特に先物取引きは株式投資などと
比較しても銘柄数が少ないので圧倒的に有利です。
また、エントリーするタイミングがFXなどと比較しても容易に行な
えることは先物取引きの大きなメリットでしょう。
システムを構築するうえで銘柄が少ないのは非常に有利ですが、
ファンダメンタルズの影響が強いのでこの点はしっかりと考慮した
上でシステムを構築する必要があると思います。
為替市場や、株式市場以上に地政学リスクに過敏に反応します
ので、こうした不測の事態に備えてロスカットの設定はシビアに
行なわなければなりません。
そして、先物取引きの場合は保有し続けることで得られるメリット
はありませんので短期売買が絶対です。
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