裁量トレードを中心に行なっている方からすればシステムトレード
のような血の通わない取引は信じられないようです。
システムトレードの場合、実際に過去のデータをもとにシステムを
構築するわけですが、裁量トレードの場合は過去のデータよりも、
今現在の相場の情報を多くの方が重視します。
好材料または悪材料に限らず、こうした情報を元に次の相場展開
を予想したほうがはるかに投資効果が高いと考えているようです。
もし、好材料の場合であればどのように対処するのか基本的には
裁量トレードを行なっている方も、自身の経験と照らし合わせなが
ら次の展開を予想して投資判断を下します。
過去の事例を参考に予測している点だけみればシステムトレード
と全く同様のことを行っているわけです。
システムトレードが、予め設定した売買条件と合った時にみ売買す
るのに対して、ファンダメンタルズを重視した裁量トレードが情報を
入手した時点で次の投資判断を下すというのは同じことです。
唯一の違いは、検証が裁量トレードの場合は正確ではないという点
と、効率が悪いという点があげられます。
特に裁量トレードの場合は勝率や利益率も正確に把握してトレード
している人は皆無に近いと思います。
システムトレードであれば上述したことと資金管理も同時に正しく
行うことができるので、必然的に投資効果があります。
どちらが良い悪いというのではなく、どうせ同じことをやるのであれ
ば間違いなくシステムトレードの方が良いのではないでしょうか?
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