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アノマリーを実際に投資に生かす方法 - 先物取引ではじめるシステムトレード入門





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アノマリーを実際に投資に生かす方法


アノマリーとは常識的な投資理論ではとらえることが出来ない市場の
変則性のことです。株式市場では"低位株効果"、"スモールキャップ
効果"、”低PER効果”などが代表的とされています。



過去のデータからみて、上述したことに分類される株式は、かなり高
い確率で株式市場全体よりも良いパフォーマンスを示します。



そして1月の相場動向によって、その年相場動向が決まるという”1月
効果”や予想収益が上方修正されることにより、しばらくの間は上方
修正が継続する傾向にあります。



上方修正のある銘柄は他と比較して優れたパフォーマンスを示すと
されています。アノマリーをシステムトレードに取り入れる手法として
”リターンリバーサル効果”というものがあります。



これは一定期間に下落レンジが大きかった株式は同じ期間内に上昇
するレンジが大きかった株式よりも、その後のパフォーマンスが格段
と良くなるとされているものです。



こういった現象が起きる要因として、何らかの情報に投資家が敏感に
反応したため株価が極端に振れた状態になり、その後投資家が冷静
になることによって妥当な水準に相場全体が落ち着くことをいいます。



また、トレードにおいては価格の変動している方向と常に反対の方向
にポジションをとるため、逆張りとなります。



テクニカル分析には、RSIやストキャスティックのような売られ過ぎや
買われ過ぎかを判断する為にを分析する指標がございます。



オシレーターと呼ばれるこれらの指標をうまく利用することによって、
投資家の過剰反応を適切に判断することができます。



オシレーター系の指標を利用する際の注意点としては、投資家の過剰
なまでの反応は、時が経てばやがて落ち着きますが、それがいつなの
か正確にとらえることが出来ない点があげられます。



実際に過剰反応が落ち着いた状態になることを見込んでポジションを
とったにもかかわらず、落ち着くどころか、異常な価格変動となり大き
な損失を抱えることががあります。



ですので損切りラインを明確に設定しておくことや、ポジションのタイム
リミットをあらかじめ決めておくことです。
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