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相場の心理的要因を考慮してトレードする - 先物取引ではじめるシステムトレード入門





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相場の心理的要因を考慮してトレードする

 

株などは投資対象となる銘柄がたくさんありますので、実際に投資する銘柄を選ぶだけ
でも一苦労です。また、投資した銘柄ががどの方向に動くか常に翻弄され続けます。



一方、商品先物の場合は上場している銘柄数が少ないので銘柄選びは容易ですが、
ファンダメンタル要因が重要視されますので価格を100%予測することは不可能です。



システムを上手く利用することによって過去の価格変動波動から、明日の価格の動きは
予測出来るともいえますし、反対に出来ないともいえます。



しかし、残念ながら過去につけた価格と、未来につけるであろう価格を通じて今現在の価格
がつけられているわけではありませんので、特別関連性はありません。



商品先物や株などの価格を動かす最も大きな要因は市場参加者の感情です。投資家の
心理的要因が大きく影響しますのでこの点を考慮しなければなりません。



この場合の心理的要因とは、市場を取り巻く様々な諸事情に対する反応をさします。
株などを長期で投資する場合はそれほど重要ではないかもしれません。



しかし、値動きが荒い商品先物を取引する場合は、短期決戦が基本となりますので、
人間心理が相場を形成する大きな要因となるわけです。


今現在のように世界経済が大きく混乱しているような時には、常時であれば何でもない
ような事象に対して過剰なまでに反応する場合も多々あります。



明日の価格がどう動くか戦略を立てるにあたって、マーケットでの商品需要だけを考える
だけでは駄目なんです。考えられる様々な仮説を立てて取引する必要があります。



それにあたって投資家の感情や心理について考えることが非常に重要なんです。



システムトレードでこういったことを行なうのであれば、まず短期的な商品価格の動きを
判断材料として採用することができると思います。



そして、過去につけた値動きのパターンを参考にします。これらの数値から今現在の状態
がどのような状態にあるか判断できるわけです。



そうすることによって価格が「上昇する確率は何%あるのか?」算出することが可能です。
そして、仮に60%と算出されれば、取るべきポジションをしっかり考えます。



そして、それぞれの数値に合わせて投資行動を設定します。基本的に投資判断を下す
ためにあるとされている指標全てが役にたつともいえますが、役にたたないといえます。
大切なのはいかにこうしたツールを役立たせるてトレードするかです。
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