システムトレードといえども残念ながら万能ではありません。システムを構築する過程や、
実際のトレードで様々な失敗を体験することになります。
当然ながら全てのことを改善するためには、「一体何が失敗の原因なのか?」といった
ことを、しっかりと考えなければなりません。
そしてこのときに注意しなければならないのは、失敗の要因は全て外部にあると考えて
しまうことで、これでは先物取引に関する全てを検証する羽目になるので挫折します。
ですので本当の失敗の要因というのは常に内部にあると心得る必要があります。
こうすることで改善することはいくらでも可能です。また自分自身を攻めてはいけません。
さらに答えが見えなくなりますので、自分を認めてあげる必要があります。
そうした上で質問を自分自身にぶつけていきます。
「資金配分、リスク管理などに問題がなかったか?」、「エントリーした後の対処の仕方に
問題がなかったか?」といった具合です。
質問を繰り返しながら答えを導いていきます。具体的に改善しなければならない点が見つ
かれば得られる結果も異なります。そして、失敗を放置してしまうのは何よりも危険です。
こうした何気ない問いかけが思わぬ答えを授けてくれることが実際に少なくありません。
検証を繰り返しながらシステム調整するシステムトレードでは、こうしたことがなりよりも
重要で、これが面倒で多くの方が挫折することになります。
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